日本酒をいただくときだけでなく、節分の日の豆まきや、インテリアとしても活躍している枡(升)。
古くはお米を測る測定器としての役割があった升ですが、私たちが日常よく目にしているのは、一合の升が多いかと思いますが、「合」以外にも色々な単位があります。
単位と実際の量は以下の通りとなっています。
1勺(しゃく) 18.039mL
1合(ごう) 180.39mL (お米一合)
1升(しょう) 1.8039L (一升瓶)
1斗(と) 18.039L (一斗缶)
1石(ごく) 180.39L
日本酒で一般的な一合枡は、180mlが基本サイズとなっているのですね。
(今日、酒器として使われる場合は180mlから200mlくらい入るものが多いです)
グラスで言うと、ロックグラスが大体200ml程度なので同じくらいの量と言えます。
日本酒のもう一つの酒器でもあるお猪口は、一合の1/10の「勺」3倍分程度=約50mlと言われています。
日本酒の一升瓶は、一合の10倍サイズで約1800ml。
灯油などの一斗缶は、一合の100倍サイズで約18L。
加賀百万石などで有名な、米俵サイズは一合の1000倍の180L。
こうやって見てみると、意外と今でも「枡」を基本とした単位が使われていることに気づきますね。
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