美味しい熱燗の入れ方
前回の記事で、熱燗にも温度によって色々な呼び方があるとご紹介しました。今回は、おいしい熱燗の入れ方をご紹介したいと思います!
最近では電子レンジなどで簡単に温める方法もありますが、やっぱりおいしさにこだわるなら湯煎が一番。
アルコールの沸点は78℃で沸騰するため、鍋などで沸騰直前の80℃程度のお湯を用意しましょう。
徳利やちろりなどの注器をお湯につけて、約2分程度で中のアルコールが40~50℃位に温まると言われています。
少しぬるめがよければ早めに、熱い方がよければ少し長めにつけておけばOK。
注器の素材や形状などによっても異なるので、最初は少し早めに出して調整するのがいいかもしれませんね。
沸騰したお湯につけてしまうと、アルコールが飛んでしまいますし、ぬる燗がいいからと、低い温度のお湯につけてもつける時間が長くなってしまい、日本酒の香りや風味が飛んでしまいますので注意しましょう。
錫がお燗を楽しむのに最適なのにはいくつか理由があります。
もともと錫は、比熱(1gの物質の温度を1度変化させる)が低い物質のため、陶器などの酒器に比べてお燗がすぐできあがると言われています。
また、空気と水で比較すると、水は空気よりも23倍程度熱が移動しやすい物質のため、お湯でお燗をつけると熱伝導率の高さからすぐにお燗ができ、飲む時には周りの空気から熱を奪われにくいので冷めにくくなります。
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錆びにくく、割れない酒器は大切な人へのプレゼントにもピッタリです。
ぜひ一度ご覧ください。
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