もうすぐ10月。
だいぶ涼しくなってきて温かいものが美味しい季節になってきました。
先日までは、冷酒についてお伝えしてきましたが、今日は燗酒についてお話していきたいと思います。
燗酒も冷酒と同様に温度によってさまざまな呼び方があります。
55ー60℃ 飛び切り燗(とびきりかん)
50℃ 熱燗(あつかん)
45℃ 上燗(じょうかん)
40℃ ぬる燗(ぬるかん)
35℃ 人肌燗(ひとはだかん)
30℃ 日向燗(ひなたかん)
よく飲食店でオーダーされているのは熱燗、上燗、ぬる燗でしょうか。
日本酒は温めると旨味や甘みが増しますが、アルコールが立つのでその分、辛口に感じやすくなります。
そのため、熱燗はキレがよく、香りもシャープに、上燗、ぬる燗になるにつれて香りが立ち甘さを感じやすくなります。
お酒の種類としては、純米酒や本醸造酒など香りが穏やかでこくがあるものが一般的にお燗向きと言われていますね。
次回はおいしい燗酒の入れ方についてお話していきたいと思います。
お燗にも最適な酒器を多数取り揃えています。
ぜひ一度ご覧ください。